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Jamiroquaiのあまりにも有名すぎるミュージックビデオ。
監督はもちろんジョナサン=グレイザー。
まだ観たことのない方は一度観てみると良いと思います。
観た事ある人ももう一度。笑
JK(ジェイ=ケイ)の動きも素晴らしすぎる。必見。





Jamiroquai Best盤@Amazon
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謂わずと知れた名映画音楽作曲家。マイケル=ナイマン。
小篠弘子との上海での共演は記憶に新しいところです。



現代音楽作曲家としての地位を築いていた彼は1976年、ピーター=グリーナウェイ監督の『1-100』という映画で映画音楽作曲家としてもデビュー。が実際に映画には使われなかったらしいです。
ということは長編映画に初めて彼が音楽をつけたのは1982年の『英国式庭園殺人事件』になるのでしょうか。

彼は音楽評論家でもあります。ちょっと調べてみるとビートルズ、ジョン=ケージと、その対象は幅広いようですね。
"ミニマル"要素を用いた音楽で有名なのはライヒですが、音楽評論には彼が初めて"ミニマル"の概念を持ち込んだのだそうです。これも当時のステレオタイプな音楽観に囚われない彼の人格があったからなのでしょう。もちろん彼の作った多くの音楽にも"ミニマル"を感じます。特に初期の作品にはとても強く。

映画はもちろんのこと、CM、アニメ、ゲームの音楽も手掛け、なんとYojiYamamotoのショー用の音楽を作ったことも。

『The Piano』の音楽は特に有名ですね。
マイケル=ナイマンという人物を知ったのはこの映画を観た時でした。


映画音楽はただ単に自身の趣向や意向を表現するのではなく、映画監督のそれと作曲家のそれの両方を表現しなければなりません。
そのような表現を求められる映画音楽は絶対化された観念に捕らわれない彼の人格に合っていたのだと思います。

現在彼は64歳。まだまだ活躍してくれることを願っています。


↓『The Heart Asks Pleasure First(楽しみを希う心)』彼の代表曲のひとつ。必聴!




マイケル=ナイマン Best盤@Amazon
Last Tango In Parisつながりで紹介。



カレル=ボエリー率いるジャズトリオ。その名も『Karel Boehlee Trio』。まんまですね。笑

それはさておきこのカレル=ボエリー、『Europian Jazz Trio』の初代ピアニストで有名です。
その事実だけで彼の実力はお分かりいただけるはず。
卓越した技巧もさることながら、アレンジ力も神懸り的です。

一般的にヨーロッパのジャズピアニストは静寂、哀愁を表現する能力に長けているとされています。
まさにその通りです。この『Last Tango In Paris』を聴けば分かります。
静寂の中にガトー=バルビエリの原曲に感じられるラテン音楽の熱さを感じさせつつも、しっかりと彼なりのアレンジを絶妙な形で盛り込んでいる、そんな曲です。もう鳥肌もの。
完璧。
なんなんでしょうねこの人は。

なんかカレル=ボエリーの紹介になっちゃいましたね。笑


↓件の『Last Tango In Paris』。必聴!!




Karel Boehlee Trio おすすめCD@Amazon
永井荷風の代表作のひとつ。


フランスでの様々な出来事を書いています。
一応彼の作品の中で刊行三冊目になりますが、発刊直前に発禁(1909年)。
理由は公衆風俗を壊乱する可能性があるから。
フーゾク的なものから近代日本への絶望まで。
当時の日本の情勢を顧がみれば至極当然の処置だったのだろうと思います。

そして人々の目に触れることになるのは約60年後、1968年の事になります。

まあこれは初版本の話で『新編 ふらんす物語』(1915年)などなど復元が試みられたものの、削除・修正の跡がかなり見受けられるようです。

それにしてもすごい。すごいぞ永井荷風。笑



外国文化への精通度がとにかくすごいです。いくら渡航の経験があったといっても、あの時代でここまで外国文化に精通していた人はそうそういないでしょう。(上田敏とか森鴎外のが上でしょうが…)
特にクラシック音楽・オペラを好み、深い深い造詣を持ち合わせていた彼は自分で『葛飾情話』というオペラを製作するほど。笑
彼のその方面の評論や随録を読めばその精通っぷりが分かります。圧巻。

かなりの偏奇者だった彼は、生涯その伊達気質を通したといいます。それも深い知識と経験、透徹した見方・考え方を持ち合わせていた彼だからこそというか彼ならではの生き方だったのでしょう。

ふらんす物語@Amazon
Jeff=Buckley(ジェフ=バックリィ)。今年で没後11年です。



やはり彼の魅力は『奇跡の声』とまで言わしめたその声にあります。
生々しく裏返った声、今にも引きつり消えてしまいそうな声。思わず聴き惚れてしまいます。
さらに彼はライブ・レコーディング・セッションという形を好んでいたのでその耽美な声に一層引き込まれること間違いなし笑


彼が生前に出したアルバム(アルバムと自認しているもの)はたった一枚しかありません。他のアルバムはすべて没後に編集されたものです。

が、彼が当時、後の音楽シーンに与えた影響は量り知ることができないものです。

現代の音楽シーンであればRadioHeadのトム=ヨーク、Museのマシュー=べラミー、Travisのフラン=ヒーリーなどの錚錚たる人物達もまた彼の多大な影響を受けているといいます。
彼の『Hallelujha』は本当にたくさんのアーティストがカヴァーしているので聴いたことがあるかもしれません。


本当に素晴らしいの一言。


↓グラストンベリーでのライブ映像!これを聴けば先述の話も肯けるはず!御一聴あれ




Jeff Buckley おすすめCD@Amazon
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