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謂わずと知れた名映画音楽作曲家。マイケル=ナイマン。
小篠弘子との上海での共演は記憶に新しいところです。



現代音楽作曲家としての地位を築いていた彼は1976年、ピーター=グリーナウェイ監督の『1-100』という映画で映画音楽作曲家としてもデビュー。が実際に映画には使われなかったらしいです。
ということは長編映画に初めて彼が音楽をつけたのは1982年の『英国式庭園殺人事件』になるのでしょうか。

彼は音楽評論家でもあります。ちょっと調べてみるとビートルズ、ジョン=ケージと、その対象は幅広いようですね。
"ミニマル"要素を用いた音楽で有名なのはライヒですが、音楽評論には彼が初めて"ミニマル"の概念を持ち込んだのだそうです。これも当時のステレオタイプな音楽観に囚われない彼の人格があったからなのでしょう。もちろん彼の作った多くの音楽にも"ミニマル"を感じます。特に初期の作品にはとても強く。

映画はもちろんのこと、CM、アニメ、ゲームの音楽も手掛け、なんとYojiYamamotoのショー用の音楽を作ったことも。

『The Piano』の音楽は特に有名ですね。
マイケル=ナイマンという人物を知ったのはこの映画を観た時でした。


映画音楽はただ単に自身の趣向や意向を表現するのではなく、映画監督のそれと作曲家のそれの両方を表現しなければなりません。
そのような表現を求められる映画音楽は絶対化された観念に捕らわれない彼の人格に合っていたのだと思います。

現在彼は64歳。まだまだ活躍してくれることを願っています。


↓『The Heart Asks Pleasure First(楽しみを希う心)』彼の代表曲のひとつ。必聴!




マイケル=ナイマン Best盤@Amazon
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